美瑛・2008あき


美しい朝焼けや夕焼け、憧れ続けている虹♪♪♪
…という素晴らしい自然現象には一切恵まれることなく、
絵巻物のような美しい紅葉♪♪♪
…を見るにはちょっと遅すぎて、
陽の光を浴びて金色に輝くカラマツの黄葉♪♪♪
…にはちょっと早すぎて

という、条件的にはちょっと淋しい旅だったかもしれません。
(その残念な感じについては、ブログをご参照くださいませ)

でもね
今回の写真、意外と好きなんですよ。
なんでかな?

1枚1枚、その写真を撮ったときの気持ちが
なぜかしっかり自分の中に残っていて
楽しかったこと、うれしかったこと、
がっかりしたこと、物足りなかったこと、
いろんな思いが風景と一緒にあるんですね。
そういうのもいいな って。

なんでしょう、
ゴルフでいうなら「我慢のゴルフ」ってやつ?
(ゴルフなんてテレビで見るだけで、やらないけどね)
難しいコースをずーっとパープレイでしのいでいって
最後までイーブンパーで行けました みたいな。
それはそれで、がんばったなあ自分 っていう
充実感をしみじみ感じることができるのではないかと。

すみませんねえ なんか抽象的で(A^^; 

でも、確かな結論はこれ。
美瑛はやっぱり素晴らしいところです。
これからもずっと撮り続けていきたいです。
毎年変わらない美しい風景も
初めて出会う風景も、変わっていってしまう風景も
ずっとずっと好きでいたいです。 はい。

今回も
小粒ながらの3部作





秋の風景ギャラリー

ニオの写真が多いですね。
農作業の写真が珍しく少ないです

秋の花ギャラリー

キカラシ、コスモス。
ひまわりも美瑛では秋の花


紅葉ギャラリー

富良野と美瑛の写真。
赤い葉っぱの方が多いです

 

《2008 秋の風景ギャラリー》

写真をクリックすると大きくなります

この写真を撮ったのは。初日のお昼頃だったかな。翌日、翌々日の天気予報もまだまだ良くて、この時は気づいていなかったんだけど、実はこの日が一番写真を撮るには最適の日だったのかもしれなかったのでした…

いつも同じような写真を撮っているようですみません(笑)。

でも好きなんですよ、紅葉とニオのある風景。

そこにさらに煙が加わってるんですから、煙フェチにはたまりません。

高台からのいつもと変わらない風景が優しく迎えてくれました

「人工物」ではあるはずなんだけど、自然に見事に溶け込んでいるのがすごいんですよね。農家の皆さんの心がこもっているからなのでしょうか

まだまだ行きますよ、紅葉+ニオ。

(ニオとは、収穫した大豆を乾かすために積み上げているものです)

上にかけられている青や緑のシートがなぜか紅葉と合うのですよね。

翌朝、朝霧の中の同じ畑の風景はこちらです

こういう、ちょっと苦労して撮った写真には思い入れがありますねぇ(笑)。アスパラガスには小さな赤い実がついていたりするんですが、今回は撮り損ないました。残念。

ニオに白いシートがかかっていることもありますね。

公園で紅葉を撮っている間にこっそり抜け出して

車の中から見えていた畑まで100mほど走って撮りました。

手前の黄色や緑のもさもさは、アスパラガスです

上の写真とは対照的に、この写真はほんの一瞬で「えいっ!」って撮ったもの。トイレ休憩で車を降りた1〜2分の間に、この写真と次のページのキカラシの畑を撮ってます。意外とこういう慌てて撮った系も思い出には残ります

こちらは3日目の朝。

朝の光に照らされたニオがきれいだったので撮りました。

朝陽って手前の枯れ草までもきれいに見せちゃうから不思議です。

朝陽の中のニオをもう1枚

こんな写真、私以外にはあまり撮る人いないんじゃないかなあ…とは思いつつ。

なんの変哲もない眺めではあるんですけど

なんだか妙にこの1つだけぽつんと置かれているニオが

気に入ってしまいました。

霧の感じ、光の感じが好みなんでしょうかねぇ

この写真は、遠くの黄葉した木を撮ろうとして車を降りて、ふと足元を見たら足元の方が面白い被写体だったケース。車を降りなかったら見つけることのできなかった風景です

ニオの写真ばかりでもいけませんので、畑の写真を1枚。

きれいな緑色の曲線を描いた畝のひとすじひとすじに

黄色い落ち葉が敷き詰められていました。

あと1月もすれば、この畑も雪の下です

ほんとにね、なんてことない風景なんですが結構好きなんですね。たぶん緑がきれいだからでしょう。あと、めったに撮ることのないサイロが写ってるのもちょっと嬉しかったりします

今回の旅のメインは「紅葉」ということで

畑の写真や農作業の写真はあんまり撮っていません。

まあね、毎年同じような写真ばかりでも申し訳ないですし

…というわけで、「ナナカマドのある、なんてことない風景」(笑)

この一角、毎年とってもきれいなんですよね

ここの一角は、紅葉ではなく黄葉がきれいでした。

黄色い葉っぱの中にぽつんと赤が混ざっていたりします。

晴れていればキラキラ光ってきれい、曇りなら渋くてきれい。

そして、こういう霧の中もなかなかよいものです

霧っていうのも難しい相手でして、ほんと、出てなきゃ淋しいし出過ぎてりゃ腹立つし。もっと長く付き合ったら、もうちょっと仲良くはなれそうなんですけどね

ここ何回か、美瑛の朝は霧に泣かされてました。

真っ白じゃん…何も見えないじゃん…みたいな朝もありました。

でも今回はねぇ、半端なんですわ(^^; 。こんなのとかね。

もうちょっと霧が出て、晴れてたら嬉しかったんだけど…(←ワガママ)

しまった、背景と同じ色だぁ…「何も写真がないよ」って思っちゃう人もいるかもしれません…(汗)。でも、ほんとにこういう風景だったんですよー

でも、朝霧の写真の中ではこのあたりは気に入ってます。

ここ数年、朝の写真を撮り続けている千代田の丘ですが

今年は「ぼや〜ん」とした朝でして、ちょっと残念…

まあ、たまにはこういうのもいいかな?…みたいな

工事現場みたいなところを通りまして、細い道をズンズン進んでいくとここに着きます。クレー射撃場が近くて、パンパンと銃声も聞こえるんですけど、あんまり人っ気がないもんだから「クマと間違えて撃たれるんじゃないか」という余計な心配までかつてはしていました(撃たれるわけないですけどね)
そんな消化不良というか、ちょっと半端な気分の中

今回嬉しかったのが、こちらの写真。お久しぶりです。

護岸工事があって、この風景はなくなってしまったものと

勝手に思い込んでいたのですが、きれいなまま残ってました
念のため解説しますと、水の底に沈んでいる木と水面に映っている太陽、水面に浮いてる葉っぱ、岸辺のススキが一緒に写っています。わかりにくい写真ですか?あはは…
今までは、「ここ、入っていいのかな…」ってびくびくしながら

こっそり撮りに行ってた感があったのですが(実は)、

今は「白金の青い水」という案内看板もいっぱい立っています。

上流の温泉の成分の影響なんですが、ほんとに青くてきれいな水です
ほんとは三脚を立てて撮らなきゃいけないんですけど、誰も使わないから私も面倒になって手持ちで撮ってしまいました。やっぱり葉っぱがちょっとぶれてますねぇ…(反省の念)。

こちらがその上流。

何度も撮っている、「白ひげの滝」の反対側の流れを

橋の上からアップで撮ってみました。

葉っぱがもうちょっと枯れてなかったらよかったんですけどね…

ほんとはこの右側にもう1本大きなポプラの木がありまして、その2本を合わせて「兄弟の木」というらしいですが、もっと遠くから撮らないと兄弟揃ったいい風景にならないんですよね。なので、片方だけにしました この風景を載せるのは、もしかしたら初めてかも…。

(このポプラは、去年の夏にじゃがいもの花と一緒に撮ってますが)

今回は「パッチワークの丘」方面でも結構撮りました。

前の日の午後、曇り空の下ではこんな感じでした
親子の木は「かしわ」の木でして、葉っぱがちょっぴり赤く色づいていました
レギュラーメンバーの皆様にもご登場いただかないとね。

親子の木をちょっと遠くから、色づいた葉っぱと一緒に撮ってみました。

キカラシの花と一緒の、もっと大きく撮った写真もあるんですが

なんかこっちの方が好き
これも初日のお昼頃に撮った写真。青空+雲を背景に撮っておけて良かったです。いやー、やっぱり「りっぱさん」を見ると落ち着くなあ…。今回、もう1人の大事なレギュラーさん、白樺さんの写真は残念ながらありません。山を背景に撮れなかったからということもあるんですが…やっぱり会えないと淋しいよー(T_T)。冬には必ず会いに行くからねーっ
トリはやっぱり大好きな「りっぱな木(=哲学の木)」さん。

今年はビートの畑に囲まれていました。

お隣の畑でもビートの収穫の真っ最中。

来年はどんな姿で迎えてくれるかな… またね♪



使用カメラ:キャノンEOS−20D

撮影日:2008年10月17日−19日

 

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