美瑛・2007年なつ

 7月の美瑛を訪れるのは、なんと6年ぶり!
 その翌年の8月にも来ていますが、でもものすごく久々の夏。
 なんで夏に来ていないかというと、その理由はただひとつ、
 混んでるから(強いて言えば、飛行機が高い もかな…笑)

 定宿さんももちろん満室で、おフロの争奪戦があったりしますし
 せっかくきれいなお花畑も人がたくさんいてなかなか撮れない
 というようなこともあり、いつの間にか足が遠のいてしまってました。

 でも今年はいろいろあって春の美瑛を断念したこともあり
 一念発起、夏の美瑛と富良野を訪れることにいたしました。
 思えば夏の写真って、いいのがあまりないんです。
 写真をちゃんと撮り始めてからの戦績は
 99年7月・大雨、00年7月・雨/薄日、01年7月・1日だけ晴れ
 (しかし露出の設定を間違えて暗ーい写真が撮れてました)、
 02年8月・1日だけ晴れ(富良野に行った日は曇り) と芳しくなく
 青空を背景にしたラベンダーというものになぜかご縁なし。 

 ということで、今回はそのリベンジという目的もありました。
 今年は「典型的な梅雨」ということで、北海道はずっと晴れの予報。
 でも素直に喜べない事情もありました。ののくんの病気です。
 薬を飲み続けなければいけないので、今回は病院に預けましたが
 良い子にしているか、ストレス溜めてないか、怒ってないか と
 ずっと気になっておりました。もちろんお留守番のお嬢2人のことも。
 なので、初日に予報にはなかった雨が降っていても、
 「これはののの呪いに違いない」と素直に受け入れたりなんかして。

 結局その雨も午後には上がり、あとはおおむね良いお天気でした。
 晴れすぎちゃって雲がほとんどなくて、夏らしい空の写真とか、
 きれいな朝焼けとか夕焼けとかはまたしても撮れなかったんですが
 でも「青空とラベンダー」が撮れました。
 そして、久々のじゃがいも畑の美しさを堪能するとともに
 01年には一足違いで刈り取りが終わっていて見られなかった
 「赤麦」の畑も撮ることができたので、今回は満足です。
 …猫たちに対する負い目はしばらく消えそうにないんですけどね

今回は、3部作。
どれがメインかよくわからない…



夏の畑ギャラリー

じゃがいも畑・麦畑。
他の作物も少しずつ…

夏の風景ギャラリー

夏の朝、夏の空、
おなじみの木たちの様子。
キツネと星もついでにどうぞ。


夏の花ギャラリー

ファーム富田さん、
四季彩の丘、拓真館のお庭で
撮った花たち。

 

 

《2007 夏の畑ギャラリー》

写真をクリックすると大きくなります

色合いとしては、この時期の畑がいちばん華やかかもしれませんね

この時期の美瑛の丘のW主演俳優さん。じゃがいもと麦です。

いたるところでこの緑に白や薄紫、ピンクのじゅうたんと

今月末の収穫に向けてだんだんと色が濃くなりつつある黄色の波が

いろんな幾何学模様を描いていました

3日目、朝もやの中の畑です もちろん緑色はじゃがいもだけではなくて、春蒔き小麦のうすい緑色も、

ただいま成長中のビートととうもろこしの濃い緑色も、

植えられたばかりの苗(豆かな?)の描く緑色の直線もいろいろあって

これがみな食べ物なんだって思うと農家さんへの畏敬の念を感じるのですよね
いつも千代田や三愛の丘から撮っている小屋が、この角度でも見えるとわかった喜びの1枚。この小屋の所有者さんは、こんなファンがいることはご存知ありますまい。 さまざまな色の畑が描く模様はまさに「パッチワーク」。

「パッチワークの丘」とはよく名づけたもんだなー と感心しつつも、

なぜか美瑛で写真を撮るのは「パッチワークの丘」とは道路を隔てて反対側の

「パノラマロード」の方が多い我が家です…

拓真館に行ったら、前田真三さんの息子さんの晃さんのこんな内容の文章に出会いました。「親父がすごいと思うところは、畑の造作を初めて風景写真に取り入れたところ」。…すごいですよねえ。真三さんがいらっしゃらなければ、私もたぶんこういう写真は撮っていないんだろうな と思うのでした

美瑛では、畑の土を守るために毎年違うものを作るのだそうです。

だから毎年違う風景に出会えるんだけれど、

農家さんは対応が大変なんだろうな と思います。

もうすぐ収穫の秋蒔き小麦の手前の畑には、これから育つ苗。

同じような構図でごめんなさいねぇ…でも、好きなんです、こういうの。

上の写真と似たような構図ですが、作物が違うから全然違う写真。

これが美瑛の醍醐味だ〜 って思うのですよね。

手前の畑は春蒔きの小麦。麦の穂がきれいです。

奥の畑の右側はじゃがいも畑。花が咲いている時期は華やかです
「パッチワークの丘」に滞在する時間は、この時期はさすがに他の季節より長くなるようです

ということで、ここから数枚はじゃがいも畑の写真です。

こちらは「パッチワークの丘」で、ポプラの木と一緒に撮った1枚。

背景がとても気に入っています。

もうちょっとアップで撮ったのがこちら。ちょっと雰囲気が変わりますね

一口にじゃがいもといっても、品種もかなり多いですから、知ったかぶりはいけませんよね。たぶん「メークイン」とか「きたあかり」あたりではないかと思うのですが…

同じじゃがいもでも、畑で半分ずつ違う品種ということもあります。

ちょっと調べてみたんですが、品種がはっきりわかりません(ごめんなさい)。

左側の品種はピンクにも薄紫にも見えるしなあ…。

もうちょっと引いて撮るとこんな感じになります。お家が入るのもいいですね

もう少し低いところに雲があれば、畑の上の方と両方撮れたのにねえ…って贅沢言っちゃいけませんね

上の畑のすぐ近くにも、こんな美しいじゃがいも畑がありました。

雲を入れるのを断念して、もうちょっと高いところから撮ったのがこちら

ちなみにこれを撮ったのが7時過ぎ。起きてから既に3時間半経過(笑)。

この後、7時半からの朝食に間に合うべく急いで帰りました

白い花は男爵や農林1号などがあるという話ですが、他にもトヨシロとかスノーデンとか、いろいろあるようなのでわかりません…(T_T)。図書館でも行ってみようかしら もう1枚、夕方の日差しの中のじゃがいも畑です。

本当は、もうちょっと赤く染まってほしかったんですが…(←ワガママ)。

この品種は何なんでしょう。わかればもっと楽しいんだろうなぁ…

誰か教えてください〜(←じゃなくて、自分でお勉強しましょう!)
風に揺れている感じ、少しでも出せたらいいんですけどねぇ

ここからは麦畑の写真。

私は春蒔きの小麦の麦の穂がたまらなく好きです。

風が吹いて、さわさわと麦の穂が揺れているところなどたまりません。

なので、ものすごく明るめに撮ってみました。たまにはこんなのも…

左側が赤麦、右側が秋蒔き小麦ですね

マイルドセブンの丘の近くに、「赤麦」の畑があります。

改良品種が主流となったため、作る人がいなくなってしまっていたそうですが

有志の方々が復活に取り組んで下さっているとのこと。ありがたいことです。

01年には刈り取られた直後で見られませんでしたが、今年は撮れました

なんであんなに赤く染まるのかなあって不思議で、一度は見てみたい風景ではあるんですけれどねぇ…なにしろ「夕焼け運」がありませんので(^^ゞ 場所が離れているので確証はないのですが、これもかな?ということで。

赤麦を有名にしたのは前田真三さんの「麦秋鮮烈」という作品です。

雨上がりの夕方、赤麦の畑が真っ赤に染まっているんです。

そんな素晴らしい光景にはもちろん遭遇できなかったけれど、満足でした

アスパラの収穫は7月上旬頃までとのことで、2箇所しかアスパラ畑を見つけられませんでした。他にもっとたくさんあるのかな…?

これは何の畑でしょう? アスパラガスの畑です。

そういえば今まで撮ったことがありませんでした。だから嬉しいです。

もう収穫の最盛期はとっくに過ぎ、もう最後の頃かと思うのですが

朝の光の中、いい感じで撮ることができました

毎回「すごい!」って思うんだけど、それと同時に「撮るのが難しい…」って思うんですよねえ

こちらはおなじみのとうもろこし畑。

ここの農家さんはとうもろこしが専業のようで、毎年とうもろこしです。

朝の光の中、うねった畑の稜線がとてもきれいでした。

あと1ヶ月もしたら、穂も伸びてまた壮大な眺めになることでしょう。

中古の手ぶれ防止つきレンズを今回から持って行ったんですが、この写真はボケてるなぁ…そうだ、別のレンズで撮ってるんだ(汗)

最後に農作業の風景を…。

この時期、こうして畑の中で作業されている光景があちこちで見られました。

作物の根元を掘り起こして雑草を取り除く作業のようです(こちらも)。

どんなに機械化が進んでも、人の手でなければできない仕事だそうです

手前の木を入れない写真もあったのですが、今回は葉っぱの陰から の方いい感じでした

ルベシベ方面を走っていると、何かの収穫作業?が行われていました。

遠かったので何の作業かはよく見えなかったのですが、

ダンボールの箱に何かが詰められているような感じでした。

野菜をきちんと、大切に食べなくては って思いますね



撮影日:2007.7.6-8

使用カメラ:キャノンEOS−20D


   

                            前田真三さんの「麦秋鮮烈」をご覧になりたい方は、こちらをどうぞ。
                               (写真集の表紙の写真ではありますが、雰囲気は伝わりますよね)

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