|
10年ぶりに奈良と京都の紅葉を撮りに行こうと思ったのは
今年行かなかったら次からは行きにくくなるかも…と思ったからで
食が細くなり、体重もすっかり減ってしまったののくんを病院に預けて
2泊3日の旅に出たのでした。
そんな罰でもあたったんでしょうかね
ちょうど10年前、2001年に訪れた時のような見事な紅葉は見られず
(あの年が特別に綺麗だったらしいんですけどね)
でもまあ、緑が混ざってるのもきれいだよね
などと言いながらそこそこ楽しく写真を撮ってました。
奈良では予想していた以上の石段登りに苦しんだり、
1時間に1本の電車に乗り遅れそうになって猛ダッシュしたり。
京都では行く先々でのものすごい人混みに辟易しつつも
自分たちだって「紅葉のピークだから」って思って来てるんじゃん
…と、なるべく人間が写らないようカメラを構え続けました。
そして、そこそこの満足感とともに帰りの新幹線に乗りました。
あんなに悲しい結末が待っているとも知らずにね。
乗換えのため品川駅に降りた時、
携帯に留守電が入っていることに気づきました。
電話をしてくれた人の名前を見て、いやな予感はしました。
でも、そのいやな予感よりももっと辛い現実が待ち受けていました…。
あれ以来、「京都」という言葉を聞くたびに胸がきゅうっとなります。
京都に遊びに行っている間に、ののくんをひとりで逝かせてしまったこと。
これは一生消えることのない心の傷になってしまいそうです。
そんなことをののくんは望んでいないだろうけれど
やはり自分を責めてしまいます。
そんなわけで、今まで写真を貼ることができなかったんですが
(出来自体もそんなによくないし)
ずっと放ったらかしにしておくのも、ののくんに申し訳ない気がするので
このページに残しておくことにしました。
奈良・京都。
もう、生きている間には行けないかもしれないなあ…
いろんな意味で。
|