美瑛・WINTER 3

今年の北海道は暖冬で雪が少なく(さっぽろ雪まつりも大変みたいでしたよね)、
美瑛も例外ではありませんでした。
ペンションのご夫妻の話では、雪はいつもの年の半分〜3分の2くらいとのこと。
言われてみれば、前に冬に来た時には見えていなかった枯れススキが見えてたり、
道を走ってても一部では路面が見えてたり。
朝の寒さも、風は冷たかったけれども気温はそんなに低くなかったようで、大好きだった
「凛とした」雰囲気とか、真っ白になった樹々なんかは残念ながら撮ることができませんでした。
もうひとつ残念だったのは、通行止めで高台の撮影スポットのいくつかに行けなかったこと。

でもね、やっぱり美瑛はよいのですよ。
大好きな木や、学校の屋根がいつもと同じようにやさしく迎えてくれるだけで幸せな気分になれます。
そして、今回いちばん嬉しかったのは、3回目(本当に運が悪いったら…)にして初めて
きれいな夕焼けと朝焼けに遭遇できたこと。
写真集に載っているみたいな真っ赤な空ではなかったけれど、それでも大満足でした。

…ただ、最終日の朝からのカメラの故障は痛かったです。
出来上がってきた写真を見て愕然というか放心状態。
故障というか、寒さのため?シャッターがきちんと降りなくなってただけなんですけど
ものすごい機会損失をやらかしてしまったようで悲しいやら悔しいやら。
まあ、いいんだ。また行くもん!
満足できる写真が撮れるまで、何度でも行くんだもーん!!!(強気)

《冬のどしろうとギャラリー・3年目》
写真をクリックすると大きくなります

美瑛に着いたのは金曜の午後。午前中は晴れていたのに

あいにく雲が広がってしまいました。が、このような彩雲や

光芒(あ”−!もっと上手く撮りたかった〜!)もよい感じ。

ここは里仁のポプラ。9月の写真と較べてみるのも面白いです。

ここは美馬牛小学校の道路を挟んで反対側の段々畑。

小学校を撮っていたら薄日が射して、さらに小雪がちらちら。

絶好のチャンスだったんですが、撮れたのはこれか…。

もうちょっと露出補正とか勉強しないといけないなあ、と痛感。

同じ場所からあたりを見回すと、こんな風景もありました。

葉っぱが残ってるなんて、やっぱり暖冬のせいなのでしょうか。

でも、これはこれで1枚の絵みたいでわりと気に入っています。

「人と反対側の風景を撮る面白さ」、真三さんの本にありました。

木って葉っぱを落としてしまうと結構印象が変わってしまいます。

といっても美瑛の木々は冬場でもすばらしい存在感があります。

そんな中で驚かされたのが、むしろ冬の方が姿の良いKSDの木。

別アングルではセブンスターの木の辺りからの姿が良さそうです。

2日目は7時過ぎから晴れてきました(だから朝焼けは無し…)。

美馬牛小学校とその周りの林にも、朝の光が当たってきれいです。

今回、大好きな「千代田の丘」には登ることができず残念でしたが

9月にこの高台を見つけておいて良かったです。大雨に感謝、かな?

そして、この冬いちばん撮りたかった白樺の木へ。

この日は他の季節でもあまりないくらいきれいに山が見えていて

さらに、丘に積もった雪もキラキラして最高にきれいだったので、

思い切って低いアングルから撮ってみました。

雪にはいつくばるようにして撮るのも大好きです。別角度はこちら

天気予報は「晴れ時々曇り」でしたが、良い方にはずれてくれました。

それでも3時を回るとやっぱり風はどんどん冷たくなり、しんしんと

冷えていく中で、二つ小屋に夕陽が当たるのをじっと待ちました。

………待った甲斐がありました!

でも、ゆっくりはしていられない。なぜならこれが撮りたかったから。

憧れの真三さんの写真とほぼ同じ色で白樺は待っていてくれました。

山の景色が薄れていってしまったのが少し残念ではありましたが

この風景を見ることができただけで、もう幸せでした

と、幸せをかみしめる余裕もなく三脚を抱えて丘の雪道を駆け下り、

めざすは「家族の木」。きれいな夕焼け雲を追いかけて一生懸命

車を走らせたけれど、ひと足違いであかね雲はただの黒雲に(涙)。

夕焼けってほんとに一瞬。…だからきれいなのかな?

写っている木は違うけどあかね空の写真はこちら

明けて日曜日の朝。

この日も「曇り」の予想がはずれ、きれいな朝焼けでした。

「りっぱな木」(本名は哲学の木)の朝の写真は今まで何枚も

撮ってきましたが、ここまで空が赤いのははじめてでした。

で、気を良くしてフイルムを交換した後、悲劇は起こったのでした。

この写真、パノラマサイズなのではなく、上下が欠けてるんです…。

せっかくの朝焼け、雪の上の縞模様もとってもきれいだったのにーっっ!

ということで、ご覧いただける部分だけ掲載します。ごめんなさい!

この写真も同上。いい色が出てるのになあ…。

みなさんも寒い日の屋外での撮影には気をつけて下さいね。

朝焼けの日は天気が悪いといいますが、まさにその通りで、この後すぐ

空は灰色の雲に覆われてしまったのでした。後は来年以降のお楽しみ!

この日の朝の美しさは、別館の「お師匠の風景写真館」でお確めください。

<おまけ>もどうぞ!この下にあります

撮影日 2002.2.15-17

使用カメラ:キャノンEOS−5

 

美瑛・一応撮ってるのよコレクション

美瑛を知っている方ならば、このホームページをみて「あれっ?」と思われるかもしれません。
なにしろ有名な撮影スポットがいくつも欠落していますから。
でも、美瑛に行くたびに写真は撮っているんですよ。
じゃあなぜ載せないの?という話になると長いのですが、理由としては3つほどあります。
ひとつは、他の人とまったく同じ写真じゃつまらないから。
有名な被写体であればあるほど、よほどきれいな背景とか良い条件じゃないと載せません。
なーんて書くと、ナマイキそうでしょう。そうなんです、もうひとつの理由の方が多分正しいんだな。
それは、有名な被写体をまともに撮ったら技術的にかなわないから。
などと書くと、せこいなあ(笑)。写真は勝負じゃないんだし。
となると、残る理由はただひとつ。
いつも載せてる被写体があまりにも好き過ぎるんだと思います。きっと。
でも、それじゃ他の有名スポットにあまりにも申し訳ないので、今回は載せることにいたしました。

知らない人は恐らくいないであろうと思われる、「親子の木」。

こういう雪景色でも、じゃがいもの花畑でもきれいですよね。

でも、有名すぎるのよ…

こちらも知る人ぞ知る落葉松。美しい被写体です。

マイルドセブンの木、と呼ばれることもあるようですが

諸説あるようでよくわかりません…。

(2000年・冬のおまけ「美瑛・落葉松コレクション」参照)

かなり有名な「クリスマスツリーの木」。夕陽の名所とのこと。

でも今回行ったのは日が沈んじゃった後でした…。

それから、この足跡。いけませんねぇ。

動物の足跡なら風情があるんだけど、あきらかに人間のもの。

後から写真を撮りにくる人の事も少しは考えてほしいなあ…

こちらもいろいろな方の写真集や絵葉書でみかける「三本の木」。

ちょっとまんなかの木が大きくなりすぎちゃったかな…って気が

しないでもありません。この写真、木が真っ白になってたら良かった

のですが、気温が高すぎたようですね。残念です。

でも、やっぱり撮ってないスポットがいくつかありますねぇ…。
そのスポットのファンの方、ごめんなさい!
特に超有名な某「Sの木」だけはどうしても撮る気になれないんですわ(笑)

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