美瑛・SUMMER 4

夏休みに美瑛を訪れるのは初めて。
7月とも9月とも違う畑の色、空の色を楽しみにしていたのですが、
出発直前の週間予報は見事に外れ、曇り→雨→曇り→雨。
やっぱり私は雨女なのかしらん…。
(今年の北海道の夏は、日照時間が極めて少なかったようですが…)

どんどん気分が滅入ってきた3日目のお昼前、
もう撮るものもないよ…なんていじけまくって美瑛の駅前へ。
やけくそ半分で「四季の情報館」に入りました。

でも、そこで「天の声」を聴いたんだな。
ちょうど上映が始まったのは、心の師匠と仰ぐ前田真三さんの3D映像。
お師匠と私は同じことを考えながら見ていました。
「曇りの日でも、しっかり撮らなくっちゃ…!!!」
そうなんです。
真三さんの夏の写真も、晴れた日ばかりじゃない。
曇りの日も、雨の日も、その状況なりの美しさが伝わってきたのです。

改心して外に出た私たちを迎えたのは、広がりつつある青空でした。
結局、晴れたのはその日の午後だけ。
でも、写真を撮る難しさも苦しさも楽しさも、いろいろ勉強になった夏でした。


また来年がんばるぞー!

 

《’02夏のどしろうとギャラリー》
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これ、全部とうもろこし畑です。

この斜面だけで、いったい何本のとうもろこしができるのかなぁ…

お隣の畑では、キヌサヤエンドウの豆ニオづくりが着々と進んでいました。

気温は19℃弱。東京の半分くらいしかありません。確かに冷夏です

青空の写真は諦めて、きれいなコントラストを探し回りました。

いつもの高台から、めいっぱいの望遠で切り取った風景。

豆畑の緑と、カラマツ林の濃い緑の向こうに小学校の白い塔。

向こうの青く煙る山々を背景に、これはこれで一枚の絵でした。

2日目もお天気が良くなりそうにないので、白金温泉方面へ。

十勝連山からどんどん雲が降りてきて、とうとう雨が降り出しました。

しかたないので白金温泉で日帰り入浴(このパターン多いなあ…)。

美瑛川は相変わらずふしぎな色で迎えてくれました

市街のほうに戻ると、雨は降っていませんでした

有名な「新栄の丘」から200mくらい離れたところで撮った写真。

とび箱型?のニオと、向こうの丘のいろんな色、いろんな形が

曇り空の下でも心を惹きつけました

「ニオ」とは刈り取った豆の束を積み上げて、天日乾燥させているもの。

雨除けにかぶせているシートの色もいろいろで、ここでは白。

リアトリスの花と桔梗の花と一緒に撮ってみました。

今年は豆ニオがいつもより早く作られ始めたのだそうです

四季彩の丘から、カリフォルニア・ポピー(確か…)と一緒に

遠くの「りっぱな木」や「二つ小屋」を撮ってみました。

このお花畑、去年から某ペンションの方が入場無料で運営しているのですが

今年は入口で運営費の寄付を募ってました。ファーム富田さんみたいに

グッズ収入がないからなんでしょうか…。頑張って続けて頂きたいものです

おや、やっと空が青くなりましたねぇ…。3日目の午後です。

みるみるうちに雲がなくなっていき、少し後にはこんな感じになりました。

写真撮りとは実にワガママな生き物でして、雲があれば文句を言い、

雲が全然なくなっちゃうと、入道雲出ないかなあ…などとまた文句を言う(笑)

「りっぱな木(哲学の木)」から大好きな白樺(絵本の木)へ移動。

こちらの空はまだうす曇りながら、十勝岳の頂上はしっかり見えています。

ちょうど丘の上から薬剤散布車が降りてきました(ラッキー!)。

ちなみに、この1時間後くらいに青空をバックに撮ったのがこちらです

この日、予報では「午後は曇り時々晴れ」ぐらいだったんですが、

夕方までしっかり晴れてくれました。うれしかったなあ…(泣)。

二つ小屋と、そのまわりのとうもろこし畑にもいい感じの斜光が射して

夏の夕暮れだぞーっ!これが見たかったんだよーっ!って感じでした

さて、問題はどこで夕陽の写真を撮るか。

お師匠は「家族の木」を選択しました。自分たちだけの夕陽の写真です。

ちょっとだけ方向がずれ、真っ赤な空をバックに…とはいきませんでしたが

きれいな雲が撮れたから良しとしましょう (もう少し後の写真がこちら

この日は西の空よりも、東に近い空の方が面白かったのかもしれません。

ちょっとだけレンズを左に向けると、こんな空。お月様までピンク色です。

(別角度の空のアップはこちら。夕暮れの写真ももひとつおまけ!)

ちなみにこの後、真っ暗な道をしぶしぶ富良野の宿に向かったのでした。

翌日も曇り(あんなに夕焼けだったのに何でさ…)。

富良野でちょっとだけ写真をとった後(詳しくはこちらへ)、美瑛に「里帰り」。

今まで走っていなかった道で、こんなひまわり畑を見つけました。

道路を挟んだ丘の上だったので望遠が足りなかったけど、一枚の絵でした。

追記:曇っていたし、レンタカーの時間もあったので、消化不良の感を残しながら美瑛をあとにしました。
でも、札幌に向かう列車の窓からは夕焼けが見えたのね…(リベンジに燃えるのであった)

追記2:あずさん、だうだうさん、情報をいろいろとありがとうございました!

撮影日:2002.8.12-15

使用カメラ:EOS3
      (EOS5はこの冬の美瑛の朝を花道に引退?しました。お疲れ様…)

 

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